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社員の働き方

海外営業
押川 和希

海外事業部

海外のお客様と進める仕事に
やりがいを感じます

押川さん(海外営業)

どんなお仕事をしていますか?

海外各国に納品した、あて名自動読取区分機や選別取り揃え押印機などの郵便機器システムについて、現地での据付、その後の保守、故障修理、テクニカルサポートを担当しています。当社は保守ならびに据付業務を行っている会社ですので、機械が現地に運搬された後から作業が始まります。フランス、スウェーデン、セルビア、スロベニア、ロシアといった欧州諸国や、カナダ、シンガポール、オーストラリアでの実績があります。

押川さんの正面画像

海外と日本の郵便事情の違いを教えてください

日本は、ダイレクトメールを含む葉書郵便が多いですが、海外は大きめの封書郵便が多いです。そのため、国内で設置している機器システムよりも大型です。国によって民営、国営それぞれありますが、お客様は日本と同様に各国の郵便を取りまとめる拠点郵便局になります。

押川さんの働く様子

お仕事の魅力は何ですか?

国によって文化の違いがあり、仕事に対する考え方もさまざまです。しかし、それぞれの国のお客様とコミュニケーションを取りながら仕事を進めることに、やりがいを感じます。機器システムが無事に設置できた時、お客様から感謝の言葉をいただいた時の達成感は、携った者でないと味わえないと思います。ここ数年は、年間の約半分が海外出張で日本を離れることが多いですが、納入した機器の安定稼働に全力投球しています。

押川さんの働く様子

特に印象に残っている仕事は?

カナダで大規模のプロジェクトを受注し、私も参加しました。160台の機器をカナダ全土に据え付けるもので、約2年間カナダに出向という形で常駐しました。滞在期間中は、本場のクリスマスやハロウィンも経験し、カナダの国ならではの文化と国民性を肌で感じることもできたので印象に残っています。

この会社に就職した理由は?

テレビにしても冷蔵庫にしても、子どもの頃から東芝の製品が身の回りにあって大好きでしたので、一番のポイントは「東芝」でしょう。また、東芝の技術力にも惹かれました。この仕事に携わるようになって、その技術力の高さを実感しています。郵便機器システムでは、1時間あたりの処理能力45,000通は、非常に優秀です。東芝は、他にも優れた技術をたくさん持っています。会社を選ぶ時も、その一端を担うことができれば良いと思っていました。

東芝自動機器システムサービスを目指す方にメッセージをお願いします

郵便機器システムには、これからも一定の需要はあると思います。しかし、全体の処理数が減っているのは事実です。その中で、eコマースなどの小包系の需要がますます高まってくることから、海外営業としても参入の機会を伺っています。例えば、ロボットを使って小包などの郵便物を機械へ供給するなど、自動化の研究は待ったなしの状態です。

学生の皆さんに申し上げたいのは、そのような将来展望を見据えつつ、今からたくさんの人と関わりを持ち、経験を積み、人間的魅力を培っていただきたいです。是非、一緒に仕事ができることを願っています。

押川さんの話す姿